巨星墜つ! 技術の先端を驀進した「ロケット・ササキ」の102年

執筆者:大西康之 2018年2月3日
エリア: 北米 日本
日本の先端技術分野に大きな足跡を遺した

 

 シャープの元副社長、佐々木正氏が1月31日に亡くなっていたことが、2月2日に公表された。102歳だった。カシオ計算機との激しい電卓開発競争の中で、現在もパソコンやスマートフォンで使われる半導体、MOS(金属酸化膜)LSI(大規模集積回路)や液晶パネルの実用化に道を開いた。カリフォルニア大学の学生だった孫正義氏が発明した自動翻訳機を1億6000万円で買い取って起業のきっかけを作った「大恩人」としても知られる。

 佐々木氏の102年の人生はあまりに多くの功績に彩られており、「略歴」だけでもかなりの長さになってしまう。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア 佐々木正」(新潮社)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)がある。
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