「プーチン4選」で「2024年問題」が始まったロシアの憂鬱

モスクワの投票所で、ロシア大統領選の投票用紙を手にするプーチン大統領(左)(C)EPA=時事
3月18日のロシア大統領選挙は、ウラジーミル・プーチン大統領が76%以上を得票する圧勝に終わったが、プーチン氏にとって、過去3回の勝利と比べて感動や喜びはあまり湧かないだろう。今後の6年は内憂外患が深まり、「ポスト・プーチン」の新時代に備える必要があるためだ。いずれプーチン後に向けた過渡期が始まることになり、今回の大統領選は「プーチン時代の終わりの始まり」を意味する。

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