実はすでに始まっていた続投「黒田日銀」の金融緩和「出口戦略」

執筆者:鷲尾香一 2018年3月22日
エリア: 日本
政策の「後ろ盾」である安倍首相の進退問題が最大のリスク(C)AFP=時事

 

 3月16日、国会は衆参両院の本会議で、日本銀行の黒田東彦総裁の再任と、中曽宏、岩田規久男両副総裁の後任に日銀の雨宮正佳理事と早稲田大学の若田部昌澄教授を充てる人事案を可決、承認した。

 米国が金融政策の正常化を開始し、欧州が金融政策の正常化に向かい始めている状況の中で、金融政策の正常化に向けた出口すら見えない日本。黒田総裁は、今後、非常に難しい舵取りが求められることになる。一体、どのような方針で、どのような政策を進めるのだろうか。実は、その答えの一端が、国会での総裁・副総裁候補者(黒田、雨宮、若田部の3氏)への所信聴取に垣間見えていた。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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