5月13日にインドネシアのスラバヤ市で発生した自爆テロ事件に、人々は強い衝撃を受けている。日曜日朝のミサで多くの信者が集まっていた3つのキリスト教会を狙った同時多発テロで、一般人の死者7人、負傷者40人以上を出す惨事となった。イスラーム過激派によるテロ事件は毎年数件ずつ発生してはいたものの、最近はテロを取り締まる警察への恨みから警官を狙った小規模な事件が続いていたため、多数の民間人の犠牲者を出したテロは2009年以来である。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン