「バイエルン州選挙」歴史的大敗が「メルケル政権」にもたらす3つの問題

執筆者:花田吉隆 2018年10月19日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: ヨーロッパ
虚しさ漂うゼーダー州首相のポスター (C) AFP=時事

 

 10月14日に行われたドイツのバイエルン州議会選挙で、キリスト教社会同盟(CSU)と社会民主党(SPD)が歴史的大敗を喫した。連邦レベルでキリスト教民主同盟(CDU)と連立政権を組む2党の敗北は連邦政治への影響必至であり、ひいてはアンゲラ・メルケル首相の進退にもつながりかねない。すべてのドイツ国民の目はいま、今後のドイツの行方を決定づける10月28日のヘッセン州議会選挙に向いている。

 バイエルン州のCSUと言っても一般の人にはピンと来ないかもしれない。ミュンヘンを擁するバイエルン州はドイツの中でも殊の外、独立の気風が強い。自分達は他とは違い、一種の独立王国なのだと思っている。バイエルン州は正式には「バイエルン自由州」(Freistaat Bayern)と言い、この辺りに州民のプライドが表れている。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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