「ファーウェイ」CFO逮捕で再燃する「米中貿易戦争」第2幕の「対象企業」

逮捕されたファーウェイの孟晩舟CFO(C)EPA=時事
※本件に関する12月10日の新たな動きについて、11日10:30に本文中に注記を挿入し、太字で示してあります。
中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の後継者と言われている孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO。創業者・任正非氏の娘)の詐欺容疑によるカナダでの逮捕の裏には、中国の某通信関連企業が作成した極秘内部資料の存在もあったようだ。
その内部資料でファーウェイは「F7」との暗号名で呼ばれ、ファーウェイの海外向け輸出や幹部の動向、半導体のレベル、米国製半導体の輸入状況などについて書かれていたという。その資料を米情報機関が入手したことが、逮捕のキッカケとも言われている。

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