「生きた建築」で新たな価値を広める「イケフェス大阪」

執筆者:長井美暁 2018年12月14日
エリア: ヨーロッパ 日本
「大阪市中央公会堂」の中集会室。装飾や材料についての説明板が各所に立つ 撮影:長井美暁
 

 「イケフェス大阪」という建物公開イベントをご存知だろうか。正式名称は「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」という。毎年秋の週末に大阪市内の様々な建物が一斉に公開され、誰でも内部を見学できる。2014年に始まったイベントだ。

 生きた建築? と不思議に思うかもしれないが、この言葉がイベントの趣旨を端的に表している。公開されるのは歴史的な建物からオフィスビル、有名建築家の名作、街場のレストランやバーまで幅広い。共通するのが、趣旨文にもあるように「大阪の歴史や文化、市民の暮らしぶりといった都市の営みを伝え、今も生き生きとその魅力を物語る」という点だ。「文化財としての建築とは異なる、建築の新しい価値を発信」することで、建築に関心を持つ人の裾野を広げる狙いがある。

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執筆者プロフィール
長井美暁 編集者/ライター。日本女子大学家政学部住居学科卒業。インテリアの専門誌『室内』編集部(工作社発行)を経て、2006年よりフリーランス。建築・住宅・インテリアデザインの分野で編集・執筆を行っている。編集を手がけた書籍に『堀部安嗣作品集:1994-2014 全建築と設計図集』(平凡社)、『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』(堀部安嗣著、TOTO出版)、編集協力した書籍に『安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言』(日経アーキテクチュア編、日経BP社)など。
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