岩瀬昇のエネルギー通信
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「OPEC」「COP24」「カナダ」の奇妙な共通点
先ごろ開催された「OPECプラス」が120万BD(バレル/日量)の減産を決めた、というが、前回2016年末の合意と比べると中身はスカスカだ。OPEC(石油輸出国機構)が80万BD、非OPECが40万BD減産という以外に、具体策がまったく示されていない。さらに非OPECの減産の大半を占めるだろうロシアは、前回と同じく「段階的」に減産するという。つまり、2019年1月になって、実際どのような減産となるのか、姿かたちが全く見えないのだ。
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