世界漫遊「食考学」の旅
世界漫遊「食考学」の旅 (11)

【ケニア・ナイロビ】「サードウェーブ」で人気急上昇「ケニアコーヒー」の酸味と甘みと格差の味

執筆者:野嶋剛 2018年12月21日
エリア: アフリカ
絶妙なバランスを持つケニアコーヒー(筆者撮影、以下同)

 

 空港は「その国の鏡」だと言うけれど、確かに真実をついている。ここはやばい、という国の空港では、その場にいる誰もが、なんとなく身構えていて、やっかいごとに巻き込まれたくないので、黙ってじっと危ない連中の動きを見つめている。その手の空港には、どこか独特の緊張感が漂っているものだ。

 そんなとき、私はいつも少し歩みを緩めて、空港のカフェやベンチを探して腰を落ち着け、遠くから人々がどんな動きをしているか客観的に観察し直す。危ない連中がどこにいるのか、いないのか、見極めるのが大切だ。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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