【月】サウジアラムコ、食考学、必読マンガ、
   書評、灼熱、伊「ポピュリスト政権」

執筆者:フォーサイト編集部 2019年2月18日
タグ: ポピュリズム

先週金曜午後から以下の5本をアップロードしています。

サウジアラムコ会長「海外拡大」「IPO実施」発言は例の事件の幕引きか(エネルギーの部屋・岩瀬昇さん):このタイミングでなぜわざわざインタビューに応じ、初の海外展開をアピールし、世界中で「頓挫」していると認識されているIPOを「やる」と宣言したのか――。考えられる理由はこれしかなさそうです。

 

【ブエノスアイレス】「聖女」エビータのポピュリズムと肉の炭焼き(世界漫遊「食考学」の旅・野嶋剛さん):「エビータ」の愛称で知られるアルゼンチン元大統領夫人、エバ・ペロン。その波乱に満ちた人生は数々の映画やミュージカルの題材になってきました。野嶋剛さんの好評連載第15回のテーマは、そんな彼女と国民食アサードです!

 

4コマギャグの「人間賛歌」:業田良家『自虐の詩』(独選「大人の必読マンガ」案内・高井浩章さん):「泣ける4コマストーリー漫画」の代名詞的存在である『自虐の詩』。評者曰く「どうしようもない人間の本性と、絶望と救い、幸と不幸が綾なす人生のタペストリーが深みをもって語られている」作品です。

 

チョン・セラン 斎藤真理子・訳『フィフティ・ピープル』:評者:北村浩子(フリーアナウンサー・書評家)(Bookworm):ソウル近郊の大学病院を接点に約50人の人生の断片を描いた本書。評者によると、どんな人にも背景があると気付かせてくれ、心の内側の善なるものを喚起してくれると言います。

 

金曜17時には、藤原朝子さんの「トランプ『今日のつぶやき』解説付!」も更新しています。「ホワイトハウスで私のチームと歳出法案を検討中だ!」と、トランプ大統領。法案に署名したうえで、足りない壁建設費を「非常事態宣言」で増額するといいますが、それこそ「非常事態」でしょう……。

 

そして今朝の更新記事は、花田吉隆さん(ヨーロッパの部屋)の「イタリア『反EU』でのし上がった『ポピュリスト政党』のやり口」です。EUの中心的存在のイタリアにポピュリスト政権が誕生して8カ月。連立政権の1つ「同盟」のサルヴィーニ党首の躍進が止まりません。その鍵は「反難民」と「反EU」にありました。

 

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