「2度目の挑戦」サンダース上院議員「メリット」と「デメリット」

執筆者:足立正彦 2019年2月22日
エリア: 北米
前回のような旋風を巻き起こせるか(本人のTwitterより)

 

【ワシントン発】 民主党大統領候補指名獲得争いへの出馬表明が注目されていた1人の有力政治家が、2月19日に出馬を正式に表明した。その有力政治家とは、ジョー・バイデン前副大統領、ベト・オルーク前下院議員(テキサス州第16区選出)、マイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長らとともに「Four B」と称され、出馬するか否かが注目されていたバーニー・サンダース上院議員(無所属、バーモント州選出)である。

「民主社会主義者」の参入

 サンダース議員にとって、今回は2度目のホワイトハウス挑戦となる。

カテゴリ: 政治
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top