F35A「墜落」で戦闘機「国産開発」は遠のくか

執筆者:林吉永 2019年5月9日
エリア: 北米 日本
青森県沖の太平洋に墜落した航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35A[航空自衛隊提供](C)時事

 

 去る4月9日、航空自衛隊(以下「空自」)の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」が青森県東沖公海に墜落し、パイロットが行方不明になって1カ月が経過して、同型機保有国は、最高機密の「ステルス性能・コックピットとヘルメットに集積されたC4ISR(指揮“Command”・統制“Control”・通信“Communication”・コンピュータ“Computer”・情報“Intelligence”・監視“Surveillance”・偵察“Reconnaissance”)機能」の保全に関心を示した。また、中国・ロシアは、「F35Aの機体の破片からステルス技術を探る、パイロットのヘルメットからC4ISRの仕組みを知る」ためか、F35Aの残骸捜索と思われる海上活動を行った。

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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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