
ナワン・トブゲイ弁護士(左)と親たちの会代表のソナム・チェリン氏(右)(筆者撮影、以下同)
タシさん(仮名・20代)が日本への1年半の留学を終え、母国ブータンへ帰国して2カ月が経つ。現地で仕事を探しているが、見つかる望みは薄い。ブータンでは若者の失業が社会問題となっている。タシさんによれば、彼女と同様に日本から戻った留学生も、多くが仕事に就けていないのだという。
「日本への留学は完全に時間の無駄でした。希望していた大学院への進学はできず、日本語も上達しなかった」

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