南北分断「キプロス」沖合ガス田で激化する「トルコVS.EU」

キプロス共和国の排他的経済水域(EEZ)内とみられる海域で活動を続けるトルコ船(キプロス沖)(C)AFP=時事

 

 トルコがキプロス沖合での石油ガス探鉱活動に力を入れようとして、EU(欧州連合)との緊張を高めている。

 また、ロシアから購入したS400ミサイル防衛システムの納入が開始され、米国との緊張も高まっている。ドナルド・トランプ大統領は、バラク・オバマ前大統領がF35の売却をしなかったことが原因だとし、予期されていた制裁への舵を一挙に切ることはしなかった。だが、議会には強硬な意見が強く、トルコに対する制裁の可能性が無くなったわけではない。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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