日本「現金」中国「スマホ決済激増」違いは何か

執筆者:柯隆 2019年10月1日
エリア: アジア
日本でもある程度は浸透してきたが……(写真はイメージです)
 

 日本は、世界でもっともIT技術が発達している国の1つである。しかも、日本人の識字率は約99%といわれている。加えて、日本人のパソコンやスマホの普及率も世界で類を見ない高さと推察されている。

 しかし、日本人のスマホ決済(キャッシュレス)の利用率は2割程度とみられ、中国の60%に遥かに及ばない。

 安倍晋三首相は、国会などでも繰り返しキャッシュレス化を推進すると宣言し続けている。にもかかわらず、この現実である。ならばその前に、なぜ日本ではキャッシュレスは進まないのかを考察する必要があるのではないか。

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執筆者プロフィール
柯隆 公益財団法人東京財団政策研究所主席研究員、静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、株式会社富士通総研経済研究所客員研究員。1963年、中国南京市生まれ。88年留学のため来日し、92年愛知大学法経学部卒業、94年名古屋大学大学院修士取得(経済学)。同年 長銀総合研究所国際調査部研究員、98年富士通総研経済研究所主任研究員、2006年富士通総研経済研究所主席研究員を経て、2018年より現職。主な著書に『中国「強国復権」の条件:「一帯一路」の大望とリスク』(慶応大学出版会、2018年)、『爆買いと反日、中国人の行動原理』(時事通信出版、2015年)、『チャイナクライシスへの警鐘』(日本実業出版社、2010年)、『中国の不良債権問題』(日本経済出版社、2007年)などがある。
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