ついに上場「サウジアラムコ」この先「株価」と「経済改革」はどうなる

執筆者:岩瀬昇 2019年12月14日
エリア: 中東
サウジアラビア・リヤドの証券取引所で上場を祝う「アラムコ」関係者ら(C)AFP=時事
 

 2019年12月11日(水)、「サウジアラムコ」(以下、アラムコ)の株式が正式にリヤドの「タダウル」市場に上場された。約4年前、副皇太子だったムハンマド・ビン・サルマーン(以下、MBS)王子が、英『エコノミスト』のインタビュー(「Transcript : Interview with Muhamad bin Salman」2016年1月6日)を受けたときに初めて「IPO」構想を発表して以来、多くの紆余曲折を経てようやく実現したものだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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