
WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長ともども当初は「心配ない」と高を括っていたが、いまや政権最大の危機を迎えている(C)AFP=時事
中国の「新型コロナウイルス」感染は、習近平政権の強権的な押さえ込みで、拡大ペースが落ちてきた。早めの春到来で気温が上がってウイルスの活動が低下すれば、3月中旬にも山場は越えるだろう。
だが、感染拡大阻止優先で脇に置かれていた経済は、重篤な状態に陥っている。
ヒト、モノの動きが止まり、「売り上げゼロ」企業が続出しているからだ。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン