新・日本人のフロンティア
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トランプ大統領の「世紀のディール」とパレスチナの苦悩

東エルサレム北部の様子。手前がパレスチナ人地区で、横断する分離壁の向こうがイスラエル人入植地だ (C)AFP=時事
トランプ前大統領が「世紀のディール」と呼んだ中東和平案は、イスラエルを利するばかりでパレスチナには到底受け入れがたいものでした。イスラエルの圧迫が続く中、それでも生き残りを模索するパレスチナ。そのような状況下で、日本は何ができるのでしょうか。
2020年2月にパレスチナを訪問した。以前にも2度来たことがあるが、JICA(国際協力機構)の理事長としては初めてである。

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