【特別企画】米中対立激化で揺れる朝鮮半島(4)
激突「米中アンカレッジ会談」の裏で進む「中朝接近」

まるで対米共同戦線を形成したかのような、習近平(左)金正恩(右)の急接近――[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事
事前の予想以上に大荒れとなった米中アンカレッジ会談。両国の対立が深まる中で、金正恩党総書記は「親書交換」という形で中国との距離を縮めていった。
日韓訪問を終えたアントニー・ブリンケン米国務長官は、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)とともに3月18日、米アラスカ州アンカレッジで中国の外交トップの楊潔篪中国共産党政治局員、王毅国務委員兼外相との会談を行った。

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