【特別企画】米中対立激化で揺れる朝鮮半島(4)
激突「米中アンカレッジ会談」の裏で進む「中朝接近」

執筆者:平井久志 2021年4月2日
エリア: アジア 北米
まるで対米共同戦線を形成したかのような、習近平(左)金正恩(右)の急接近――[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事

 

事前の予想以上に大荒れとなった米中アンカレッジ会談。両国の対立が深まる中で、金正恩党総書記は「親書交換」という形で中国との距離を縮めていった。

 日韓訪問を終えたアントニー・ブリンケン米国務長官は、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)とともに3月18日、米アラスカ州アンカレッジで中国の外交トップの楊潔篪中国共産党政治局員、王毅国務委員兼外相との会談を行った。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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