国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史 (136)

世界文化遺産となる「日本人の原型」が生まれた地

執筆者:関裕二 2021年6月20日
タグ: 日本
エリア: その他
縄文時代に日本へ移入された大陸文化は北に偏る特徴がある (「大湯環状列石」筆者撮影、以下も)

 2021年5月末「北海道・北東北の縄文遺跡群」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録される見通しとなった。国内候補(暫定リスト)に載ってから10年以上経過して、ようやく認められた。喜ばしい限りだ。

 これらの遺跡群は、「古さ」も売りだが、スケールの大きさにも注目してほしい。たとえば、大湯環状列石(秋田県鹿角市[かづのし]は、ふたつの環状列石から構成されていて、直径は44メートルと52メートルある。最大200キログラムの石を数キロメートル先の河原から運んできて並べている。

カテゴリ: カルチャー
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執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。著書に『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』、『「死の国」熊野と巡礼の道 古代史謎解き紀行』『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪 古代史謎解き紀行』『「大乱の都」京都争奪 古代史謎解き紀行』『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』など多数。最新刊は『古代史の正体 縄文から平安まで』。
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