タリバンの攻勢によるカブール陥落を受けて、日本政府が行ったアフガニスタンへの自衛隊派遣は、実は保護すべき邦人がいない、いても数名でしかないことが事前にわかっていたミッションだった。しかも、米・NATO(北大西洋条約機構)軍が史上最大の撤退作戦を行っている中への自衛隊派遣が、超法規・超憲法的措置であったことは間違いない。
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