「110周年」「80周年」そして韓国大統領選:区切りの年の北朝鮮ミサイル発射の「主敵」と目的

執筆者:平井久志 2022年1月13日
タグ: 北朝鮮 金正恩
エリア: アジア
1月11日に発射された、北朝鮮の極超音速ミサイル。金正恩党総書記もこの実験を参観した(『労働新聞』HPより、以下同)
新年早々2度のミサイル発射を行った北朝鮮。計画通りに着々と軍備増強を進めつつ、冬季五輪、韓国大統領選、そして金日成・金正日の記念日といった今年前半の重要日程をにらんだ行動には注意が必要だ。

 北朝鮮が新年早々からミサイル発射実験を行い、国際社会を緊張させた。

 北朝鮮は新年1月5日午前8時10分ごろ、北部内陸部の慈江道から日本海に向けて弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。朝鮮労働党機関紙『労働新聞』は翌6日、国防科学院が「極超音速ミサイル」の発射実験を行ったと報じた。

 さらに、その6日後の1月11日午前7時27分ごろ、同じ慈江道からミサイルを発射し、『労働新聞』は翌12日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が参観する中で、国防科学院が再び「極超音速ミサイル」の発射実験を行い成功したと報じた。

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カテゴリ: 軍事・防衛 政治
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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