Weekly北朝鮮『労働新聞』
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6年ぶり開催「平壌国際マラソン」が示す「脱・金日成」の進行(2025年4月6日~4月12日)

フルマラソンとハーフマラソンでは男女ともに北朝鮮選手が優勝した[平壌市内を走る参加者たち=2025年4月6日](C)AFP=時事
平壌(ピョンヤン)で6年ぶりに国際マラソン大会が開催された。4月6日付は、「4月の春の名節(祝日)」に際して開催される「第31回平壌国際マラソン競技大会」に参加するため、中国、ルーマニア、モロッコ、エチオピアの選手たちが訪朝したことを写真付きで伝えた。2019年4月に開催された前回大会までは、故・金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である「太陽節」(4月15日)を記念した「万景台(マンギョンデ)賞国際マラソン競技大会」と称されてきたが、今回は「太陽節」のみならず、金日成の出生地である「万景台」の名称が大会名から除去された。

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