朝鮮半島「4月危機」騒乱(2)空母「カール・ビンソン」はどこにいた?

執筆者:平井久志 2017年5月2日
エリア: 北米 アジア
4月19日、横須賀基地で定期メンテナンス中の原子力空母ロナルド・レーガンを訪問した、ペンス副大統領 (c)AFP=時事

 

 中国の『中央テレビ』によると、習近平主席は4月12日、トランプ大統領と電話会談し、北朝鮮問題について「平和的問題解決」の必要性を強調した。フロリダで長時間会談した習近平主席が、1週間もしないうちに電話会談をするのは異例のことだ。中国側が米国側の対応に危機感を抱いていたことを窺わせる。

習近平主席がトランプ大統領を説得

 トランプ大統領は11日、『FOXビジネス』とのインタビューで、空母カール・ビンソンなどの空母打撃群を朝鮮半島に向かわせたことについて、「強力な艦隊を派遣した。空母よりずっと強力な潜水艦もある」と北朝鮮を威嚇した。そして翌12日には記者会見で、北朝鮮問題で習近平主席が「正しいことをしたいと考えている」と述べ、中国の動きを肯定的に評価した。

カテゴリ: 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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