
沖津宮で行われる5月の大祭(筆者撮影)
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関(イコモス)が宗像(むなかた)大社(福岡県宗像市)の沖ノ島と周辺の3つの岩礁を世界遺産登録するよう勧告した。自然崇拝にもとづく祭祀の価値が認められようとしている。
宗像大社は宗像三女神を祀る3つの宮からなる。市杵嶋姫神(いちきしまひめのかみ)を祀る辺津(へつ)宮(宗像市田島)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る中津宮(筑前大島。本土から約10キロ沖合)、田心姫神(たごりひめのかみ)を祀る沖津宮(沖ノ島。大島から約50キロ沖合)だ。

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