時価総額世界5位「テンセント」8位「アリババ」中国IT急成長の「秘密」

執筆者:大西康之 2018年1月29日
驚異的な急成長を遂げた「テンセント」のポニー・マー会長(C)EPA=時事

 

 1月17日、中国のネットサービス最大手「テンセント・ホールディングス(騰訊)」が、株式時価総額で米フェイスブックを抜き「世界5位」に浮上した。テンセントの時価総額は昨年11月、アジア企業として初めて5000億ドルの大台を超え、一次的にフェイスブックを超えたが、その後すぐ抜き返されていた。それが今回、再び4.2兆香港ドル(約5900億ドル=約64兆5500億円)に達して抜き返したのだ。

「フェイクニュースの温床」と批判されたフェイスブック共同創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が最近「メディアや企業の投稿よりも家族や友達のコンテンツを優先する」との方針を打ち出したことから、「広告収入が減る」との観測が流れ、フェイスブック株は5%余り下落した。同じ期間にテンセント株はほぼ同じ割合で上昇し、フェイスブックに時価総額で190億ドル(約2兆1050億円)の差をつけた。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア 佐々木正」(新潮社)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)がある。
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