「環境保護」は「シェールオイル増産」に歯止めをかけるか

執筆者:岩瀬昇 2019年1月8日
エリア: 北米
こうしたガスの「フレア」に対する規制は強まらないのか?(C)AFP=時事

 

 2019年の原油価格に大きな影響を与える要因の1つとして、筆者は「シェールオイルの生産動向」があると考えている(2019年1月7日「2019年原油価格:2018年『見誤り』から分析する『シェール』『先物』動向」参照)。

 中でも米国シェールオイル生産の約半分を占めているパーミアン陸盆(石油開発における「Basin」は、地下構造が「盆地」になっている地域を指すもので、地上における「盆地」との誤解を避けるために「陸盆」の訳語を使用する。なお、海域におけるものは「海盆」と訳す)の動向が重要だ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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