「水は海水からつくる」中東が抱える「石油」「電力」深刻事情

執筆者:岩瀬昇 2019年1月29日
エリア: 中東
非常に示唆に富んだ「IEA」のレポート(HPより)

 

 筆者が香港大学留学中に生まれた長男が、香港をベースに仕事をするようになったこともあり、昨年11月、香港を再訪した。前回訪れたのはイラン在勤中の1996年で、1842年以来英国の植民地だった香港が中国へ返還される1年前のことだった。今回の訪問はそれ以来だから、22年ぶりということになる。

 当然のことだが、香港は大きく様変わりしていた。

 変化の主因は、シンガポール建国の父・リー・クアンユーの次の一言が象徴的にも、実質的にも、的確に表現している。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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