岩瀬昇のエネルギー通信
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「水は海水からつくる」中東が抱える「石油」「電力」深刻事情
筆者が香港大学留学中に生まれた長男が、香港をベースに仕事をするようになったこともあり、昨年11月、香港を再訪した。前回訪れたのはイラン在勤中の1996年で、1842年以来英国の植民地だった香港が中国へ返還される1年前のことだった。今回の訪問はそれ以来だから、22年ぶりということになる。
当然のことだが、香港は大きく様変わりしていた。
変化の主因は、シンガポール建国の父・リー・クアンユーの次の一言が象徴的にも、実質的にも、的確に表現している。

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