岩瀬昇のエネルギー通信
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仏石油大手「トタル」CEOが激白した「競争はしない!」宣言の意味

好決算に裏打ちされた自信が言わしめているのか(「トタル」プヤンヌCEO)(C)AFP=時事
2019年の価格動向を分析・予測した結果、上値が重い展開となると判断する理由をいくつか挙げた上、さらに「気になること」として、本欄2019年1月7日の記事で、「先物曲線の変調」を指摘しておいた(2019年原油価格動向:2018年「見誤り」から分析する「シェール」「先物」動向)。
「バクワデーション」(先物曲線が「先安」を示す)から「コンタンゴ」(おなじく「先高」)に基調は変わったものの、さらにある時点から先のものがほぼ「フラット」、あるいは「バクワデーション」になっている「変調」が意味するものは何か、いまだに読み切れていない。

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