国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史(109)

NHK『歴史秘話ヒストリア』の「銅鐸」解釈にモノ申す

執筆者:関裕二 2019年3月7日
カテゴリ: 国際 文化・歴史
出雲の銅鐸。加茂岩倉遺跡(島根県雲南市加茂町)から、淡路島と同じように「入れ子式」で出土した(筆者提供)

 

 あまり古代史に詳しくない知己が唐突に「銅鐸を捨てたのは卑弥呼なのか」と訊いてきたので、「なんの話だ」と問い返すと、「テレビでやっていた」という。それは『NHK』の『歴史秘話ヒストリア』だった(「まぼろしの王国 銅鐸から読み解くニッポンのあけぼの」 2019年2月6日放送)。

 録画していたので、さっそく拝見。なるほど、そういうことか……。近畿や東海地方の銅鐸文化圏の人々が卑弥呼を共立し、祭器=銅鐸は銅鏡に入れ替わったという推理だ。

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執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(以上、新潮文庫)、『伊勢神宮の暗号』(講談社)、『天皇名の暗号』(芸文社)、『「死の国」熊野と巡礼の道: 古代史謎解き紀行』 (新潮文庫)など著書多数。最新刊に『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』(新潮新書)、『古代日本人と朝鮮半島』(PHP文庫)、『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行』(新潮文庫)がある。
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