米政府は5月15日、米国企業に対し、中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)」への輸出を事実上、禁止した。カナダでのファーウェイ副会長逮捕を含め、摩擦は過熱するばかりだ。
現在の米中ハイテク摩擦は、一方の主語である中国を日本に置き換えると、1989年の日米構造協議を軸とする日米貿易摩擦と酷似する。半導体に代表される日本のハイテク産業は、それをきっかけに凋落したが、徹底抗戦する中国は日本とは別の道を辿りそうだ。
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