韓国「非難」米国「牽制」

執筆者:平井久志 2019年10月29日
エリア: 北米 アジア
米韓合同軍事演習終了後の8月24日、「超大型ロケット砲」の発射実験を指導した金正恩党委員長[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事

 

 北朝鮮外務省報道官は8月6日、8月5日から始まった米韓合同軍事演習を非難する談話を発表し、「新たな道を模索せざるを得ないかもしれない」と対話路線を見直す可能性を示唆し、米韓両国を牽制した。

北朝鮮「新しい道」で米韓を牽制

 報道官の談話は、米韓側が合同軍事演習をするなら「われわれもやはり、国家防衛に必須の威力ある物理的手段を開発、試験、配備せざるを得なくなるであろうし、それに対して米国と南朝鮮当局は口が十あっても言う言葉がないであろう」と警告し、国防強化の道に歩まざるを得ないとした。

カテゴリ: 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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