「COP25」で注目「中国」の「パリ協定」脱退可能性

「日中韓3カ国環境相会合」で海洋プラゴミ削減では共同声明にこぎ着けたが(11月23日、中国の李幹傑環境担当相と)(C)時事
 

 来週12月2日から13日までの予定で、「COP25」(第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議)がスペインの首都マドリードで開催される。チリの首都サンチャゴの予定だったが、地下鉄運賃値上げに端を発する反政府運動の激化による混乱から、開催地の変更を余儀なくされたものだ。なお、主催国はチリのままとのこと。

「よくもそんなことを!」発言で有名になった16歳の「環境少女」グレタ・トゥンベリさんは、米国からサンチャゴまで陸路で行く予定だったが、再び海を渡らなければならなくなってしまった。飛行機による移動は環境に大きな悪影響を与えるとして「乗らない」ことにしているグレタさんにとっては大問題だ。困ったグレタさんがツイッターで支援を求めたところ、自家用ヨットで応援するオーストラリア人カップルが現れ、無事11月13日に米国を出発できた。そして、約3週間の航海の後に、今週末にも上陸地のポルトガルに到着するものと見られている。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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