【香港特別対談】(下)「蔡英文総統」を復活させた台湾の「亡国感」
ジャーナリスト・野嶋剛×立教大学・倉田徹教授
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1年前には想像もできなかった「V字回復」(C)EPA=時事
倉田 香港で起きていることは、中国の拡大とそれに対する抵抗という動きの一環と見ることもできます。似たような摩擦が周辺諸国でも起きている。
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野嶋・倉田両氏が参加した『香港危機の深層 「逃亡犯条例」改正問題と「一国二制度」のゆくえ 』
よく中国のターニングポイントになったのはリーマンショックと言われます。世界中の経済がガタガタになる中で、中国は巨額な財政出動をして経済力を維持し、世界経済を支えた。ある意味で「国際貢献」をしたわけで、それなりに称賛もされた。
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