世界が固唾を呑んで注視した、イランによるイラク駐留の米軍部隊へのミサイル攻撃。カセム・ソレイマニ司令官殺害の報復として全面戦争に発展か、と懸念された。
しかし、現実はそんな攻撃とはならなかった。
イラン側は「死者80人」と公式発表したが、事実ではなく、実際には米軍の死傷者を出さないため「意図的に」ミサイルの着弾目標を外していたとの見方で、米専門家らは一致している。実はイランは着弾目標を選別するほどの技術を持っていたのだ。
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