【特別対談】名越健郎×春名幹男:「米露公文書」で解き明かす日本外交「秘史」(中)

執筆者:名越健郎
執筆者:春名幹男
2020年1月17日
カテゴリ: 政治 軍事・防衛 社会
エリア: アジア 北米
1965年、首相官邸で会談する佐藤栄作首相(左から2人目)と西尾末広民社党委員長(右から2人目)。両党ともCIAからの資金援助を受けていたとされ、川島正次郎自民党副総裁(左端)は自民党の金の受け渡し役だったという (C)時事

【特別対談(上)はこちら

名越健郎:ところでCIA(米中央情報局)の自民党への資金援助についてですが、60年安保の前後7~8年にわたって、資金が自民党に送られたようです。CIAから直接、または米国の一部企業、特にロッキード社などを通じて渡ったというのが、状況証拠からもはっきりしている。米国務省が2006年に初めて資金援助の事実を認めたことでもあります。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛 社会
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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)、『北方領土はなぜ還ってこないのか』(海竜社)など。
執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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