
昨年10月31日のハロウィンで、渋谷に集まった若者たち。これも「コトの消費」だ (C)時事
若者の「消費減退」が日本経済をジワジワと蝕んでいる。
「最近の若者はお金を使わなくなった」
という声をよく耳にする。
バブル崩壊後や就職氷河期ならいざ知らず、近年はアベノミクス効果により、少なくとも統計上は“好景気”ということになっている。それでも、「若者の消費」には一向に回復の兆しが見えない。若者は、なぜお金を使わなくなり、買い物をしなくなったのだろうか。

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