【ワシントン発】 ほんの2カ月半あまり前の2月4日、ドナルド・トランプ大統領は、米議会上下両院合同本会議で就任後3度目となる一般教書演説を行い、堅調な米国経済を自らの実績の1つとして有権者に誇示した。
そして翌5日には「ウクライナ疑惑」を巡る上院における弾劾裁判での無罪評決が下され、主要メディアや世論調査会社による各種世論調査結果でも、大統領支持率に改善基調が明らかになっていることが次々に判明し、トランプ大統領は再選に向けて順調な流れの中に身を置いていた。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン