
「「暴力の賛美」に関するルールに違反しているとして非表示になった5月29日のツイッター(トランプ大統領のツイッターより)
現在、ドナルド・トランプ大統領のやりたい放題の政治的な発言について、大きくなりすぎたSNSの大手プラットフォーマーであるツイッター社やフェイスブック社に、責任を問う声が向かうようになっている。
こうした国政を左右するようなSNS上の政治的問題に対して、両社の方針ははっきりと分かれた。
「言論の自由を尊重」するフェイスブック
フェイスブック社は、政治広告を排除しないとの姿勢を崩さなかった。あくまでも言論の自由を尊重するとし、政治的な投稿や広告(SNSでは広告費を払って投稿を広く拡散させることができる。多く払うほど、幅広いユーザーにリーチできる)も制限していない。

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