灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(110)

執筆者:佐野美和 2020年7月19日
カテゴリ: 社会
エリア: アジア
撮影年不詳ながら、義江との離婚、独り立ちを決意した頃のあき(自伝『ひとり生きる』=ダヴィッド社、1956年=より)

 インタビューの際に撮影された、参議院議員任期折り返し3年目のあきの写真も久しぶりに掲載される。

 笑顔であり、選挙中のものと比べると、肌ツヤなどはそのままの若さを保っているが、上半身が前にかたむきしおれているようで、いかにも辛そうな近影である。

 あきの身体に関して、テレビ『私の秘密』時代から度々視聴者に指摘されてきたのは、

「藤原あきさんはバセドウ氏病なのではないか」

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執筆者プロフィール
佐野美和(さのみわ) 政治キャスター。東京都八王子市出身。株式会社チェリーブロッサムインターナショナル代表取締役。大学在学中、フジテレビの深夜番組として知られる『オールナイトフジ』のレギュラーメンバー「オールナイターズ」の一員として活躍した。1992年度ミス日本に選ばれる。TBSラジオのパーソナリティ、TBSラジオショッピングの放送作家を経て、1995年から2001年まで八王子市議会議員として活動。以後はタレントとしてテレビ出演のほか、講演会も精力的に行う。政治キャスターとしてこれまで600人以上の国会議員にインタビューしている。主な書籍に『アタシ出るんです!』(KSS出版)、『あきれたふざけた地方議員にダマされない!』(牧野出版)などがある。
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