姑息な官僚が骨抜きにした期待外れ「骨太の方針」

執筆者:磯山友幸 2020年7月22日
タグ: 安倍晋三
エリア: アジア
7月17日、「骨太の方針」が閣議決定されたが、その内容たるや…… (C)時事

 

 「骨太の方針」が7月17日、閣議決定された。例年6月に閣議決定され、それから1年かけて、盛り込まれた政策を各省庁が実行する、いわば「霞が関の課題表」だ。正式には「経済財政運営と改革の基本方針」と言う。今年は新型コロナウイルス対策の2次補正などがあって取りまとめが1カ月遅れたが、ようやくまとまった。

できの悪い作文

 ところが、その内容は例年になく、中味のインパクトが薄く、できの悪い官僚の作文で終わっている。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
磯山友幸 1962年生れ。早稲田大学政治経済学部卒。87年日本経済新聞社に入社し、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」などで記者。その後、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、東京証券部次長、「日経ビジネス」副編集長、編集委員などを務める。現在はフリーの経済ジャーナリスト。著書に『2022年、「働き方」はこうなる』 (PHPビジネス新書)、『国際会計基準戦争 完結編』、『ブランド王国スイスの秘密』(以上、日経BP社)、共著に『株主の反乱』(日本経済新聞社)、『破天荒弁護士クボリ伝』(日経BP社)、編著書に『ビジネス弁護士大全』(日経BP社)、『「理」と「情」の狭間――大塚家具から考えるコーポレートガバナンス』(日経BP社)などがある。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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