生き残りをかけた「超業界再編」で加速する「敵対的TOB」

執筆者:磯山友幸 2020年11月13日
カテゴリ: 経済・ビジネス
エリア: アジア
11月4日に開かれた大戸屋の臨時株主総会。この日、TOBを仕掛けたコロワイドが経営権を奪取した (C)時事

 

 定食チェーンの「大戸屋ホールディングス」を巡る経営権争いが決着した。株式公開買い付け(TOB)を仕掛けて、株式保有比率を47%まで高めていた外食チェーン大手の「コロワイド」が、11月4日に開いた大戸屋の臨時株主総会で経営陣の入れ替えに成功、経営権を奪取したのである。総会では、コロワイドの会長である蔵人金男氏の長男・賢樹氏ら7人が選任され、賢樹氏が社長に就任。これまで経営を担ってきた窪田健一社長らは解任された。

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執筆者プロフィール
磯山友幸 1962年生れ。早稲田大学政治経済学部卒。87年日本経済新聞社に入社し、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」などで記者。その後、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、東京証券部次長、「日経ビジネス」副編集長、編集委員などを務める。現在はフリーの経済ジャーナリスト。著書に『2022年、「働き方」はこうなる』 (PHPビジネス新書)、『国際会計基準戦争 完結編』、『ブランド王国スイスの秘密』(以上、日経BP社)、共著に『株主の反乱』(日本経済新聞社)、『破天荒弁護士クボリ伝』(日経BP社)、編著書に『ビジネス弁護士大全』(日経BP社)、『「理」と「情」の狭間――大塚家具から考えるコーポレートガバナンス』(日経BP社)などがある。
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