岩瀬昇のエネルギー通信 (327)

政府審議会で痛感した日本「エネルギーリテラシー」の驚くべき低さ

執筆者:岩瀬昇 2020年12月11日
エリア: アジア ヨーロッパ
審議会の様子。岩瀬さんはリモートで参加しているため会場にはいない(経産省公開の動画より)
 

 はからずも「石油・天然ガス小委員会」(石天小委)委員を委嘱され、12月8日、筆者としては初めての会合に臨んだ。「石天小委」は、経済産業省資源エネルギー庁の審議会「総合資源エネルギー調査会」の4分科会の1つ「資源・燃料分科会」の下に位置するものだ。

 本会合の主目的は、10月26日に菅義偉総理が「2050年温室効果ガス排出ネットゼロ(カーボンニュートラル)」を宣言したこともあり、(1)エネルギーセキュリティの観点から見た石油・天然ガスの安定供給確保と、(2)我が国及び世界のカーボンニュートラル実現、に向けた課題整理と方向性を議論することで、来年発表予定の「第6次エネルギー基本計画」策定作業の一部をなすことになる。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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