岩瀬昇のエネルギー通信
(327)
政府審議会で痛感した日本「エネルギーリテラシー」の驚くべき低さ
![](/mwimgs/e/3/1300mw/img_e308603a7151a3398291f1d12572bbc6149657.jpg)
審議会の様子。岩瀬さんはリモートで参加しているため会場にはいない(経産省公開の動画より)
はからずも「石油・天然ガス小委員会」(石天小委)委員を委嘱され、12月8日、筆者としては初めての会合に臨んだ。「石天小委」は、経済産業省資源エネルギー庁の審議会「総合資源エネルギー調査会」の4分科会の1つ「資源・燃料分科会」の下に位置するものだ。
本会合の主目的は、10月26日に菅義偉総理が「2050年温室効果ガス排出ネットゼロ(カーボンニュートラル)」を宣言したこともあり、(1)エネルギーセキュリティの観点から見た石油・天然ガスの安定供給確保と、(2)我が国及び世界のカーボンニュートラル実現、に向けた課題整理と方向性を議論することで、来年発表予定の「第6次エネルギー基本計画」策定作業の一部をなすことになる。
![](/common/images/v1/common/key_black.png)
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン