
自らの治世で「社会主義強国」を達成できるか[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事
北朝鮮は今年1月の第8回朝鮮労働党大会で党規約を改正した。
その規約改正の大きな特徴が、党総書記の「代理人」として、「党第1書記」というポストを設置したことと、「全国的な範囲で民族解放民主主義革命の課業を遂行」という文言を削除したことにある。
今回の規約改正はこの2点以外にも多くの条文を修正した。それは金正恩(キム・ジョンウン)政権が執権10年を経て、北朝鮮における憲法よりも重要な党規約を「金正恩時代の規約」に修正したということだ。

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