
リトアニア北部シャウレイ近郊にある「十字架の丘」はロシア帝国に対する蜂起の犠牲者を悼んで十字架が置かれたのが始まりとされている(C)EPA=時事
本稿は、ソ連崩壊30周年という節目にあたり、エストニア・ラトビア・リトアニア(いわゆるバルト3国)のこれまでの安全保障外交の背景と論理を概説するものである。
緊張しつづけるロシア・ウクライナ関係にバルト諸国は無縁ではいられないし、(リトアニアを中心とした)バルト諸国の対中国外交がEU全体と中国の関係性も左右している。

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