
ロシア国防省が公表した動画に映り込んだ「証拠」
昨年末以来、ウクライナ国境付近でのロシア軍の展開が目まぐるしく報じられる中で、ロシア地上軍の主力であり、ウクライナ侵攻の切り札とも言うべき第1親衛戦車軍(1TA)の編制が密かに変わっていたことが明らかになった。
2個師団・2個旅団から3個師団・1個旅団の構成へ
これまで知られていた1TAの編制は、第2親衛自動車化狙撃師団・第4親衛戦車師団の2個師団と第6戦車旅団・第27親衛自動車化狙撃旅団の2個旅団を基幹とし、これに第288砲兵旅団・第112親衛ロケット旅団・第49高射ロケット旅団といった軍レベルの砲兵・ミサイル部隊や支援部隊が付随するものだった。

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