経済の頭で考えたこと
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英国人研究者が発した「習近平演説」への疑問
中国の明日を展望するうえで、10月18日の第19回中国共産党大会での習近平中国国家主席による報告は、欠かすことのできないものだろう。3時間半を要した演説に、江沢民元総書記も「長かったなあ」との感想を伝えたといわれるほどだったが、この演説の意義については、国際的にも明らかにしていきたいと中国は考えており、その試みは今後さまざまな形で展開されるのではないだろうか。
その1つが、中国社会科学院(CASS)と中国国際経済交流センター(CCIEE)の共同主催で、11月16日に北京で行われた「国際シンクタンク・シンポジウム」である。
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