饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏 (245)

細やかな結びつきにあふれた「メコン5カ国」夕食会

執筆者:西川恵 2018年10月30日
タグ: 安倍晋三
10月8日、首相公邸での夕食会にて。安倍首相を挟んでトンルン・ラオス首相(左)、辻昭久・ツジコー社長(右)(辻さん提供)

 

 日本と東南アジアのメコン川流域5カ国による「日・メコン地域諸国首脳会議」が10月9日に開かれたが、前日の8日、安倍晋三首相夫妻の主催で歓迎夕食会がもたれた。東南アジアにかかわる中小企業の幹部が多く招かれ、お酒を通じた日本と東南アジアの稠密(ちゅうみつ)な結びつきをのぞかせた。

 首相公邸でもたれた夕食会では、冒頭、安倍首相が歓迎スピーチに立ち、アルファベット順にカンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンルン・シースリット首相、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問、タイのプラユット・チャンオチャ首相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相の名を上げて、「仕事は、明日の朝一番から午前中一杯かけて存分に行う予定になっておりますので、今晩は、和食と日本酒でリラックスして楽しんでいただければと思います」とあいさつした。

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執筆者プロフィール
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。5月16日、新潮新書から『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』 を刊行。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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