案の定「エクソン」「シェブロン」シェールガス増産の「強気」

執筆者:岩瀬昇 2019年3月8日
テキサス州パーミアン陸盆のシェールガス掘削設備。増産の準備も進んでいる(C)AFP=時事

 

 本欄2019年1月7日の『2019年原油価格:2018年の「見誤り」から分析する「シェール」「先物」動向』の中で、2019年の原油価格の「上値が重い」と判断する主因として、財務能力があるスーパーメジャーがシェール事業へ本格的に参入したこと、を挙げたのだが、読者の皆様はご記憶だろうか。

 外部資金を必要としないスーパーメジャーは、価格が下落しても開発計画を変更する必要がなく、パイプライン不足には「DUC(Drilled but Uncompleted=掘削済み未仕上げ」坑井増加で対応できるので、増産基調は変わらないのでは、というのが判断根拠だ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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