「OPEC」には本当に「油価コントロール力」があるのか

執筆者:岩瀬昇 2019年3月15日
タグ: 中国 ロシア
「CERA Week」の特別基調講演にはポンペオ米国務長官が立った(同会議のHPより)

 

 今週、米国テキサス州のヒューストンで「CERA Week」というエネルギー業界の国際会議が開催されている(3月11~15日)。

 1990年に名著『石油の世紀 支配者たちの興亡』(上)(下)(邦訳1991年、日本放送出版協会)を著して一躍国際的に有名になったダニエル・ヤーギンが1983年に創立したエネルギー調査会社「Cambridge Energy Research Associates」(以下CERA)が毎年、顧客を集めて2、3日間の会合を持っていた。それが、2004年に「CERA」が世界的規模の調査会社「IHS Energy」に買収されたこともあり、今では世界中の業界要人のみならず有力政治家も参加する1週間規模の国際会議となっているものだ。今年の特別基調講演には、マイク・ポンペオ米国務長官が立った。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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